シナリオコンセプトとステルス探索について

『身首どころか意さえ異にし』は元々、「技能を持っていなくてもステルスっぽいことが楽しめる」「攻略を意識しなくても探索っぽいことが楽しめる」という意図で作成しているため、実際のステルス難易度は殆ど無と言って良いものである。

これは、ゴリゴリのステルス探索を期待しているプレイヤーにとっては物足りない、不満に感じるものかもしれない。探索者が悠長に調べ物をしていても、誰も部屋に入ってこないのだから。

(売り文句に「がっつり探索」と書いてしまったのはやや詐欺であったように思う。反省。)

ステルス要素を残すため、廊下に対する〈聞き耳〉をシナリオでは処理させている。しかしこの処理は脳死になりやすく、あまり上手い演出とは言えない。

ということで〈ステルスに役立ちそうな技能〉〈戦闘技能〉を持っている探索者、かつ、探索と取捨選択を期待しているプレイヤー向けの難易度調整案をここに提示する。

難易度改変案

まず、この改変は作者もやったことないので難易度や公平性の担保はできないことを承知してほしい。

ダイスロールに委ねられる箇所が発生するため、入須間シナリオのロスト率設定基準では、この改変をすることでロスト率:中になるだろう。

◆改変案

  1. B棟2Fの部屋数を1つ増やし、資料をバラけさせる。
  2. 各部屋の資料を読むのにかかる時間を設定する。この時間は〈日本語〉(舞台とした国の言語)ロールに成功すれば短縮できたことにしてよい。
  3. 一定時間経つと確率で研究員が部屋に入ってくる。探索者は〈ステルスに役立ちそうな技能〉〈戦闘技能〉その他提案で対処しなければならない。

※個人的には「KPCとの会話の長さ」等は時間制限に考慮しないものと考えるが、現場判断でお好みで。リアル時間制限よりは手数を制限する方が作者の好みである。

この改変により、「好奇心のままに全ての部屋を探索する」か「最低限の探索で攻略する」かのジレンマを生み出すことができる。(部屋は3つより4つの方がジレンマになるだろうと思って①としたがお好みで)